有馬記念 直前 予想 [競馬レース予想]
第56回 有馬記念 直前予想(最終)
◎ヒルノダムール
◯ブエナビスタ
▲アーネストリー
一番はローテーション、次に枠順、そしてコース適性重視で。
内枠有利は周知の事実。そして、2強の枠順は大きく明暗を分けた。
このレベルに来ると1馬身の不利を挽回するのはかなり難しいはず。
物理的に少しでも有利な内枠が優勢なのは当たり前のこと。
少頭数が更に少なく13頭になった今回、ブエナの勝率は更に上がったように思えた。
だが。
確かにブエナビスタはこの秋、JCで変わらぬ強さをキープしていることを証明した。
でも、その能力は、年を追うごとに下降していくことが避けられない。
そして、それは突然表面化する。
かつて、テイエムオペラオーがメイショウドトウと並んで2強になっていた有馬記念。
どっからどう見てもこの2頭、最悪でも片方は残るだろう・・・誰もがそう思っていた。
だが、結果は・・・。
結局、新興勢力に負けてしまった。レース中の不利云々の話ではないと思う。
老いていたのだ。少しづつ。
ブエナビスタは2年連続2着。今年は5歳だ。実際、もともと勝負運がないと言うか、チョイ負けの多い馬。
昨年の上位陣にプラスして今年は3冠馬も出てくるというのに、それでも1着を取れるとしたら、さすがに神がかってはいないか。可能性はないとは言わないが、やはりどう考えても何かにやられる可能性が高い。
JCでブエナがいかにも復活したような取り上げられ方をしているが、東京2400は最も得意な舞台。
実際、昨年の秋天、JCはともに楽勝だった。(JCは降着しているが事実上楽勝)
要は不利があっても長い直線で挽回できる。だから小回りのように急がなくていいし、しっかり力を出し切ることができるのだ。
それでも今年はトーセンジョーダンとクビ差。
トーセンジョーダンが本格化しているということも言えるが、昨年はあっさり下していた相手。
しかし、小回りコースの札幌記念、有馬記念、宝塚記念では勝てていない。
人気馬でマークされるのも当然ある。でも、そういうことじゃない。
大きなファクターは「コース適性」のはずだ。
長くいい脚を使える舞台でないとブエナビスタは能力全開できない、というのが個人的な結論。
個人的とは書いたが、結果が証明しているし、既にご承知の方がほとんどのはず。
だから、今回1着は余程の運や展開に恵まれないと難しい。
ブエナは基本的に運のない女。JCで仲直りしたかに見えた幸運の女神とは、またケンカするだろう。
仮に勝ったとしても、難癖つけられて降着させられる可能性だって高い。そういう不可抗力とまでも戦わなければならないのだから。
ブエナの話ばかりになってしまったが、結局今回の有馬記念は1・2番人気の取捨が大きなポイントなので仕方ない。
さて、本命はヒルノダムール。
なぜかというと、凱旋門賞は馬運車の環境が悪かったり、馬場が硬すぎるなどいろいろなことが重なり全く力を出せずに終わっており、馬にはフラストレーションが溜まっている状態。
帰国後は有馬まで十分な期間があいており、疲れを残さずにしっかりと体調をピークに持ってきていることが予想される。
実力は他の有力馬と全く遜色なく、瞬発力なら最上位。皐月賞では後方からのレースだったが、鋭く追い込んで小差の2着。同じ小回りの阪神2000の産経大阪杯ではレコード決着で、ダークシャドウ、エイシンフラッシュを下しているし、間違いなく小回り瞬発力勝負に向いている。
内枠を引き、コースロスが防げる。そして1つ外のペルーサが急遽出走取消。隣に馬がいないことは被されたり、ぶつけられたりする可能性も低くなり、これまた好材料。
当週の坂路での最終追切を見るかぎり、追い出されてからの反応がものすごくいいし、文句なし。
以上の点を加味して、最高の乗り方さえ出来れば頭まで行ける可能性が出てきたと判断した。
男藤田、エアグルーヴ・マーベラスサンデーなど人気馬が揃っていた有馬記念のシルクジャスティスのように、ヒルノダムールで風穴を開けてくれることを願う。
単穴に、単騎濃厚、ローテ好感のアーネストリー。
この馬は流れが厳しい方が力を出せるタイプなので、スローになるとどうかだが、ある程度飛ばしてダイワスカーレットのようなイメージで行ければ意外と完封する可能性もある。実際、今年の宝塚記念ではブエナビスタ以下を完封しているし、コーナーが多く、直線の短い中山コースは最も味方にできるはずだ。
馬券は3の単複、そして1-3、3-12のワイドをメイン。1,9共に飛ぶ想定もしておきたい。
どうしても美談で終わることを望むのが人だが、そうならないことのほうが多い。
最後に、有馬記念は人気投票によるドリームレースであり、オッズはいつものG1以上に「心情」がプラスされているということをお忘れなく。
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◎ヒルノダムール
◯ブエナビスタ
▲アーネストリー
一番はローテーション、次に枠順、そしてコース適性重視で。
内枠有利は周知の事実。そして、2強の枠順は大きく明暗を分けた。
このレベルに来ると1馬身の不利を挽回するのはかなり難しいはず。
物理的に少しでも有利な内枠が優勢なのは当たり前のこと。
少頭数が更に少なく13頭になった今回、ブエナの勝率は更に上がったように思えた。
だが。
確かにブエナビスタはこの秋、JCで変わらぬ強さをキープしていることを証明した。
でも、その能力は、年を追うごとに下降していくことが避けられない。
そして、それは突然表面化する。
かつて、テイエムオペラオーがメイショウドトウと並んで2強になっていた有馬記念。
どっからどう見てもこの2頭、最悪でも片方は残るだろう・・・誰もがそう思っていた。
だが、結果は・・・。
結局、新興勢力に負けてしまった。レース中の不利云々の話ではないと思う。
老いていたのだ。少しづつ。
ブエナビスタは2年連続2着。今年は5歳だ。実際、もともと勝負運がないと言うか、チョイ負けの多い馬。
昨年の上位陣にプラスして今年は3冠馬も出てくるというのに、それでも1着を取れるとしたら、さすがに神がかってはいないか。可能性はないとは言わないが、やはりどう考えても何かにやられる可能性が高い。
JCでブエナがいかにも復活したような取り上げられ方をしているが、東京2400は最も得意な舞台。
実際、昨年の秋天、JCはともに楽勝だった。(JCは降着しているが事実上楽勝)
要は不利があっても長い直線で挽回できる。だから小回りのように急がなくていいし、しっかり力を出し切ることができるのだ。
それでも今年はトーセンジョーダンとクビ差。
トーセンジョーダンが本格化しているということも言えるが、昨年はあっさり下していた相手。
しかし、小回りコースの札幌記念、有馬記念、宝塚記念では勝てていない。
人気馬でマークされるのも当然ある。でも、そういうことじゃない。
大きなファクターは「コース適性」のはずだ。
長くいい脚を使える舞台でないとブエナビスタは能力全開できない、というのが個人的な結論。
個人的とは書いたが、結果が証明しているし、既にご承知の方がほとんどのはず。
だから、今回1着は余程の運や展開に恵まれないと難しい。
ブエナは基本的に運のない女。JCで仲直りしたかに見えた幸運の女神とは、またケンカするだろう。
仮に勝ったとしても、難癖つけられて降着させられる可能性だって高い。そういう不可抗力とまでも戦わなければならないのだから。
ブエナの話ばかりになってしまったが、結局今回の有馬記念は1・2番人気の取捨が大きなポイントなので仕方ない。
さて、本命はヒルノダムール。
なぜかというと、凱旋門賞は馬運車の環境が悪かったり、馬場が硬すぎるなどいろいろなことが重なり全く力を出せずに終わっており、馬にはフラストレーションが溜まっている状態。
帰国後は有馬まで十分な期間があいており、疲れを残さずにしっかりと体調をピークに持ってきていることが予想される。
実力は他の有力馬と全く遜色なく、瞬発力なら最上位。皐月賞では後方からのレースだったが、鋭く追い込んで小差の2着。同じ小回りの阪神2000の産経大阪杯ではレコード決着で、ダークシャドウ、エイシンフラッシュを下しているし、間違いなく小回り瞬発力勝負に向いている。
内枠を引き、コースロスが防げる。そして1つ外のペルーサが急遽出走取消。隣に馬がいないことは被されたり、ぶつけられたりする可能性も低くなり、これまた好材料。
当週の坂路での最終追切を見るかぎり、追い出されてからの反応がものすごくいいし、文句なし。
以上の点を加味して、最高の乗り方さえ出来れば頭まで行ける可能性が出てきたと判断した。
男藤田、エアグルーヴ・マーベラスサンデーなど人気馬が揃っていた有馬記念のシルクジャスティスのように、ヒルノダムールで風穴を開けてくれることを願う。
単穴に、単騎濃厚、ローテ好感のアーネストリー。
この馬は流れが厳しい方が力を出せるタイプなので、スローになるとどうかだが、ある程度飛ばしてダイワスカーレットのようなイメージで行ければ意外と完封する可能性もある。実際、今年の宝塚記念ではブエナビスタ以下を完封しているし、コーナーが多く、直線の短い中山コースは最も味方にできるはずだ。
馬券は3の単複、そして1-3、3-12のワイドをメイン。1,9共に飛ぶ想定もしておきたい。
どうしても美談で終わることを望むのが人だが、そうならないことのほうが多い。
最後に、有馬記念は人気投票によるドリームレースであり、オッズはいつものG1以上に「心情」がプラスされているということをお忘れなく。
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