2015 ヴィクトリアマイル 予想

◎ケイアイエレガント

◯ヌーヴォレコルト

▲ディアデラマドレ


今年の展開は間違いなくスローでしょう。
ただ、土曜日の1000万クラスの1600mのタイムが1:33.7ということは、それなりに明日も速い時計の決着になるはずで、1:32秒台前半くらいの決着が濃厚。前半スローとなれば、キレ勝負になるのは必至。

このメンバーで一番のキレ者と言えばやはりディアデラマドレでしょう。5歳春で脂は乗り切っているし、前走は負けたとはいえ、バカっ速い時計が出ていた平坦の京都故にラスト3F31.9の脚でも差せなかったのは致し方ない。東京は府中牝馬Sで勝っているし、最後に確実に差し込んで来るのはほぼ間違いない。ただし、最後方待機ではさすがに勝ち切るのは無理。枠を活かして、内目のせめて中団には取り付いて直線は前が開くのをギリギリまで待って爆発させて欲しい。

ディアデラマドレの事から書いてしまったが、本命は冒頭の展開を考慮した結果、思い切ってケイアイエレガント。
この馬の東京でのベストパフォーマンスは、昨年2月の節分S。タイムは1:34.0と平凡だが、自分の形に持ち込んだらこれだけ強いんだということをハッキリ示したレースと言える。その後はご存知の通り既に重賞2勝しているのに、今回は今のところ12番人気。これだけ後ろに有力馬が固まっていて、ベルルミエール、ミナレットも絡んでくるとは思えないし、マイペースはかなり現実的。力があるのでそう簡単に止まらないから、残り100～50くらいまではドキドキが止まらない夢を見れるはず。残り50を我慢できるかは、前半3Fの0.何秒の微妙なさじ加減ができるかにかかってくるだろう。もう、そこは神のイタズラ。

ヌーヴォレコルトは前走休み明けで、かつロゴタイプなどG1馬を含む牡馬の重賞級相手に勝ってきているわけで、力最上位は揺るがないし、力だけで言えばこの馬が勝つはず。今回が東京2000だったら、ほぼ確勝だろう。でも、今回は意外と紛れが起きてしまう東京1600のBコース1週目。しかも外枠。スローを見越して前に行きたいはずだが、ずっと外を回るのは嫌だろうからスタートを決めるのが大前提。それができるかどうか。まぁ、いずれにしても複勝圏内というところでは最も信頼できるのは間違いない。

この3頭以外ではオークス3着のバウンスシャッセ、再度ルメールのレッドリヴェール、秋華賞1、3着のショウナンパンドラ、タガノエトワールまではおさえておきたい。

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